こめ油のはなし

  1. こめ油の特長
  2. こめ油の優れた栄養/不ケン化物
  3. こめ油の美味しさと使いやすさの理由
  4. 植物油の役割と種類
  5. 植物油の脂肪酸組成
  6. 健康への思いやり/脂肪酸バランス
  7. コレステロールが気になりませんか?/調合こめ油

こめ油(みづほ米サラダ油)の特長

こめサラダ油は自然の恵みをいっぱいに受けた玄米の表皮と胚芽から搾った健康志向の植物油です。

  • 味は軽く、食べた後の胃のもたれが少ないので、日本料理にはかかせません。
  • 揚げ物がカラッと揚がるので、天ぷらに最適です。
  • 酸化安定性が優れているので、いつまでも美味しくいただけます。
  • 国産の米ぬかを原料としているので、遺伝子組み換えの心配がありません。

こめ油(みづほ米サラダ油)の優れた栄養

みづほ米サラダ油
オレイン酸(42%)
心臓障害を防ぐ善玉コレステロールの値はそのままに、悪玉コレステロールの値を低下させる働きがあるといわれています。
リノール酸(37%)
血中コレステロール値を低下させ血管の硬化を防止します。
ビタミンE(トコフェロール)
抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。日本人の摂取するビタミンEの約30%は植物油から摂取している現状です。良質のビタミンEは、こめ油から摂取してください。
トコトリエノール
ビタミンEの一種で抗酸化力がビタミンE(トコフェロール)の約50倍と言われています。圧倒的に抗酸化力が高いため、スーパービタミンEとも呼ばれています。

トコトリエノール

γ-オリザノール(ガンマ−オリザノール)
米油特有の栄養素で更年期障害、胃腸神経症などの改善に効果があるといわれています。複雑な現代社会人に欠かせない栄養素です。

γ-オリザノール

植物ステロール
コレステロールの体内への吸収を阻害する作用の強い成分です。こめ油には他の油に比べ多くの植物ステロールが入っています。

不ケン化物

不ケン化物
油以外の微量成分でこめ油に多く含まれています。主な成分はオリザノールとトコフェロールで、オリザノールは人の健康に有効な成分で抗酸化作用や防かび作用もあることから、薬品や健康食品、天然食品添加物として利用されています。
トコフェロールはいわゆるビタミンEのことで、酸化防止効果やガン、老化の原因といわれるフリーラジカルを補足する働きがあります。その他にトコトリエノール等多くの有効成分が含まれています。

こめ油の美味しさと使いやすさの理由

酸化安定性に優れている
約98℃で油に空気を吹き込み、油が酸化されて出来る過酸化物の値が100になるまでの時間を測定したものです。値が小さいほど酸化に対する安定性が悪く、風味も落ち、逆に値が大きい程、風味も安定性も良いと言えます。このテスト結果から、コーン油、こめ油が他の油に比べて安定性に極めて優れていることがわかります。
油酔いすることが少ないので油料理が苦にならない
揚げ物をした時の臭いで食欲が減退する“油酔い”と言われる現象の原因となる物質の発生量を示したものです。発生量が少ない程、加熱臭がマイルドであると言えます。 こめ油において最も良い結果が得られました。
鍋にこびり付く酸化物が少ない
180℃に加熱した油で揚げ物をした後、鍋にこびり付いた酸化重合物の量を測定した結果、こめ油の付着量が非常に少ないことが分かります。
泡立ちが少なく、揚げ物がカラッと揚がり、油っぽさもありません
揚げ物をしていると種や衣から水分が蒸発して泡が出来、揚げむらや油っぽさの原因となります。このデータは21時間加熱後に得た油を180℃に加熱し、1cm角のジャガイモを投入して泡の広がりを測定したものです。コーン油に次いでこめ油が泡立ちにくいという結果が出ています。
揚げ物の品質を良く保ちます
揚げ物を1万ルクス、40℃の条件で保存しておいて腐敗臭が発生するまでの時間を測定したものです。こめ油が圧倒的に長い時間揚げ物の品質をよく保つことがわかります。

植物油の役割と種類

植物油の役割
栄養源として植物油をみた場合、主として4つの役割を挙げることができます。
  1. エネルギー供給源
    人はエネルギーを三大栄養素から摂っていますが、油脂は1グラムあたり約9キロカロリーと高いエネルギーを有しています。(タンパク質・炭水化物=約4キロカロリー)
  2. 必須脂肪酸の供給源
    植物油に多いリノール酸、リノレン酸などは、身体の組織が正常な機能を果たす上で必要欠くべからざるものですが、体内で合成することができないので、食物から摂取しなければなりません。
  3. 多価不飽和脂肪酸の供給源
    リノール酸などの多価不飽和脂肪酸は、心臓疾患、高血圧および糖尿病などの生活習慣病の予防と治療に効果があります。
  4. ビタミンEの供給源
    植物油にはビタミンEが豊富に含まれています。日本人が摂取しているビタミンEの約30%は植物油に依存しています。ビタミンEの欠乏症として不妊症、中枢神経障害などがあげられます。

植物油の脂肪酸組成

植物油の脂肪酸組成
油はリノール酸やオレイン酸、リノレン酸などの多くの脂肪酸で構成されています。大豆油やコーン油、べに花油(ハイリノール)などはリノール酸が多く、反対に菜種油やオリーブ油はオレイン酸を多く含んでいます。それに対して、こめ油はオレイン酸約42%、リノール酸約37%と非常にバランスがとれています。
オレイン酸
二重結合を1つ持つ一価の不飽和脂肪酸で、最近善玉コレステロールはそのままに悪玉コレステロールを低下させると報告されています。比較的熱に安定している脂肪酸です。
リノール酸
二重結合を2つ持つ多価不飽和脂肪酸で、人間の体内で合成できない必須脂肪酸です。コレステロールを低下させるといわれています。ただ、熱に弱いため天ぷらや揚げ物に使用する場合は注意が必要です。

健康への思いやり

脂肪酸バランスの良いこめ油
食品には様々の脂肪酸が含まれています。飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の3種類の脂肪酸をバランス良く摂取することが大切です。厚生労働省が5年ごとに定めてきた「日本人の栄養所要量」の指標の中で、脂肪酸の摂り方についての指針を示しています。第6次改定「日本人の栄養所要量」では、脂肪酸の望ましい摂取について、「飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の望ましい摂取割合は概ね3:4:3を目安とする」とあります。下表でわかるように、こめ油はこの理想の比率に近い脂肪酸バランスをもっています。

コレステロールが気になりませんか?

調合こめ油
“人は血管とともに老いる”という言葉があるように、長い間使った血管にはコレステロールが沈着し、身体に色々な障害を起こします。 コレステロールの沈着は、中高年期になって起こるのではなく20歳代の若い頃からの毎日の食事に影響されて、徐々に始まっているのです。普通、健康な人の血清コレステロールの正常値は150〜250mg/dlくらいですが、長い間、コレステロールを高めるような食事をとった人では、400mg/dl以上になることもあります。
血清コレステロール値が異常に高くなるのは、長年の食生活のゆがみからくることが多いといわれています。これを薬の力で一時的に低下させるより、食べ物で正常に戻す方が良いといわれています。リノール酸には血清コレステロール値を低下させる作用があります。
こめ油には、リノール酸含有量が少ないにもかかわらず、コレステロールの沈着を防ぐ効果があります。その理由は、不ケン化物中にコレステロールの沈着を防ぐ作用を持つ物質が含まれているからです。
そこで、その有効微量物質とリノール酸をさらに良く協働させるため、こめ油とべに花油を混合してテストした結果、こめ油:べに花油=7:3の割合の調合こめ油が、驚異的な力を発揮することがわかりました。
この調合こめ油を1人1日60gずつ一週間食べたところ、摂取前に比べてコレステロールが26%も低下しました。